社会人博士パパのゆるゆる日記

会社員、博士院生、父親、かつモラトリアム人間の記録。

音楽で心を切り替える & 心に栄養を

日々の気持ち・テンションってどうやって切り替えていますか?

様々あるとは思いますが、私には音楽が欠かせないです。

イヤホンを使えば、場所を選ばず瞬時に自分の周りの「空気」を変えてくれます。作業に集中したい時や、移動中などに気持ちを切り替えたい時にとても有効です。

気持ちやテンションは、意志の力ですぐ切り替えるのはなかなか難しいと思います。そんな時に、すぐに環境を変えることができて、きっかけを与えてくれるものが音楽です。

音楽に触れることは、単に気持ち切り替えだけでなく、芸術に触れるという意味で「心の栄養」にもなると思います。 私は、日々の仕事や研究に追われて心が荒んでいると感じたら、好きな音楽を聞いたり、新たな良い音楽を探すことでバランスを取り戻す、ということをよくやっています。

ふと思い立って、最近自分が「良いな〜」「アツいな〜」と思った音楽を、Tumblr でまとめてみました。

energeiatan.tumblr.com

youtube へのリンク & 一言コメント の形で、気軽な備忘録としてまとめています。

こちらもちょっとずつ更新していこうと思います。

ジャンルとか好みはクセがあると思いますが、プレイリスト兼メモの一つの形として、参考になれば幸いです。

社会人博士はサスティナブルでリカレントでエキサイティング、でもシビアな道


リカレント教育へのニーズの高まり

最近「リカレント教育」というワードをよく耳にしますね。

生涯学習」とも似ている気がしますが、「リカレント」は「繰り返し」という意味なので、社会に出た人がキャリアアップ・キャリアチェンジのために再び学べるような場を提供しよう、という感じでしょうか。

最近政府はリカレント教育を推進していますが*1、実際私の身の周りでも、一旦社会に出た人がもう一度学びを深めたい、というニーズが結構あると感じています。

働いている同年代の人から「博士課程に興味がある」という話をよく聞きます。私はアラサーなのですが、年齢的にも今後のキャリアを考える時期で、選択肢として挙がりやすいのかもしれません。

進学を考えている人の中には、もともとアカデミックの世界に興味があってやはり研究者を目指したい、という方もいますが、仕事のキャリアアップのため自分に箔(博?)をつけたいという方も、感覚的には半分くらいいます。

ちなみに私は、もともとアカデミックの世界に興味があったので、博士課程に入った頃は研究職も視野に入れていましたが、最近は研究者としてのキャリアを歩むことにあまり興味がありません。 (これは、ポジティブな理由とネガティブな理由の両方ありますが、話が逸れそうなので、また気が向いたら書きたいです。)

価値観やキャリアパスも多様になっている世の中なので、アカデミックな世界に限らず、各人が働いてきたフィールドで活躍するために博士課程に進学する人は、日本でも今後ますます増えていくと思います。

社会人博士は最高のリカレント教育

社会人博士は、日常的に仕事と研究を両方続けるので、リカレント教育を日々繰り返しやっているようなものです。収入が途切れることがないので生活基盤を保つこともできます。サスティナブルでリカレントでエキサイティングな生活が送れる最高の選択肢ではないでしょうか?

ただ、博士課程は「博士論文として認められるクオリティをパスするための道のり」という性質上、博士を専業でやったとしても大変な道です。 働きながらとなると、相当の覚悟と計画性(+ 何かしらの諦め)が必要になります

...とは言いつつ、私自身はストイックさに欠けていてゆるい考えを持った人間なので、なんで社会人博士を選んだのかとよく思いますし、今でもよく分かりません。

とはいえ、博士課程だからこそ得られるもの、見られる世界は多いと思いますし、人生を豊かにしてくれる素晴らしい機会だと感じています。

社会人博士が一部のエリートやスーパーマンにのみ許された選択肢ではなく、もっと多くの人に開かれた、チャレンジしやすい社会であって欲しい、と私は思います。

シビアさにどう対抗していこう

ただ、「博士って、志がそんなに高くない普通の人に与えるための称号じゃないし、門戸を狭めて厳しくすべき」という意見は当然あります。

純粋に、博士の質を担保するためのシステムであれば必要だと思います。ただ現状では、歪んだ「厳しさ」の構造が、人間性を度外視してしまったり、無益なハラスメントを生んでしまうことが多々あります。

シビアで暗い現状も色々ありますが、個人が現実的にできることとしては、自分の持っているカードをうまく整備して立ち回りを工夫することです。これで解決できることも多いのではと思っています。

私は力不足のためうまくいってないことが多いのですが、いくつか工夫してきたことはあります。自分の今後の進み方を考える上でも、この辺も具体的にまとめていけたらなと思います。

社会人博士パパのブログ、始まりますよ〜


「社会人博士パパ」として仕事・研究・子育てに奮闘する中で、考えていることを記していきたいと思います!

まずは自己紹介から

こんな人が書いてます。

  • 都内在住のアラサー男性
  • 独立系のIT企業に勤務
    • 基本的にはソフトウェアエンジニア
  • サラリーマンとして働きながら、情報系の大学院で博士課程に在籍中(2017年4月入学)
  • 修士課程は他大学
  • 家族は妻と、2018年春に誕生した長女(世界一かわいい)
  • 胃腸が弱い
  • モラトリアム人間。社会通念に反発したがる。

こんな人に向けて書きます

  • 博士課程進学に興味がある、チャレンジしてみたい社会人の方
  • すでに社会人博士をやっているが、うまく行かずに悩んでいる方

加えて以下のように、「ゆるさ」を捨てずに社会人博士をやりたい、というワガママな人(=私)向けです。

  • 仕事も研究もやりたいが、かといって家族との時間や自分の余暇を犠牲にするような、余裕のない生活は送りたくない
  • 健康と精神的安定を保ったまま、複数わらじ生活を満喫したい
  • 他人(会社や指導教員や社会)から多少風当たりを受けたり白い目で見られようととも、自分と家族の幸せを最優先に、マイペースでやっていきたい

なぜ書くのか

成功者の声と、目に見えないそれ以外の声たち

「社会人博士 ブログ」などと検索すると、すでに多くの先人達が、働きながら博士号を取るためのノウハウやメッセージを残していらっしゃいます。これは大変有難いことで、私もかなり参考にさせていただきました。

しかしながら、これらのブログの多くは博士取得後にまとめて書かれたものが多いです。つまり、どうしても「成功者の体験談」が多いです。

実際には、途中で諦めた人や、なかなか博士を取れずに苦しんでいる方は大勢いるはずですが、それらの方の声は殆ど上がってきません

これは、起業で成功した人の話が世の中に多く溢れている一方で、本当は多数派であるはずの失敗した人や、なかなか成功できない人の話が殆ど見当たらないのと同じです。

うまくいかない時にこそ、書こう

私自身、社会人・博士院生・パパとして色々と悩みながら、まだまだ先の見えない道を歩んでいる途中です。

このブログでは、「成功者の体験談」ではあまり語られることのない、社会人博士のリアルな悩みや、日常の生活、考えたことなどを、ゆるゆる書いていきたいと思います。

同じような境遇・悩み・感覚を抱えている人へ向けて。

何より、書くことで自分の頭が整理され、新しい考えが拓けることを祈って。

よろしくおねがいします!